たんぱく質ってどうやって消化してるの?
たんぱく質の消化の仕組み
たんぱく質は沢山のアミノ酸が繋がってできています。
ビーズのネックレスを想像してもらえるとわかりやすいです!
ビーズがアミノ酸!
アミノ酸(ビーズ)が何個も繋がっていることを「ペプチド結合」と言います。
数百個〜数千個繋がっています。
このペプチド結合したものをバラバラにするために使うものを「酵素」と言います
(たんぱく質についてはこちらをご覧下さい。)
mogumogukana.hatenablog.com
▶ 胃 ◀
胃液に含まれる「ペプシン」という酵素
この酵素によりペプチド結合していたアミノ酸のつながりを短くします。
(長いビーズの繋がりを所々切断すると考えてもらえるとわかりやすいです!
切断されたものを「プロテオース」と「ペプトン」と言います!
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▶ 十二指腸 ◀
膵臓から送られてきた、膵液に含まれる、
「トリプシン」
「キモトリプシン」
「エラスターゼ」
3種類の酵素により
「ポリペプチド」というものになります。
前よりもっと短くビーズが切られました。
(リジン、ヒスチジン、アルギニン)
キモトリプシン=芳香族アミノ酸からなるペプチド結合に(チロシン、フェニルアラニン)
エラスターゼ=脂肪族アミノ酸からなるペプチド結合に
(グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン)ほかの記事で詳細かいてます!
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▶ 腸(回腸、空腸) ◀
「ポリペプチド」に
膵液の
「カルボキシペフチターゼ」
腸(回超、空腸)の粘膜にある酵素
「アミノペプチターゼ」
「ジペプチターゼ」がつかわれ、
アミノ酸に!
ビーズが1つになりました!
他にもアミノ酸(ビーズ)が2〜49個くっついた「ペプチド」という物も作られます。
この形になり、小腸の細胞に吸収され、血液中に運ばれ、全身にまわります。
ペプチド、アミノ酸の体の中での働き
▶ペプチドの働き
ホルモン作用
神経伝達作用
抗菌作用などなど
▶アミノ酸の働き
筋肉を作る
免疫力あっぷ
肝機能あっぷ
疲労回復などなど
NEXT→アミノ酸の種類について
参考
改良版 栄養学総論
http://www.wakasanohimitsu.jp/sp640/
https://www.toho-u.ac.jp/sci/chem/column/amino_acids/amino_acids_3.html
http://www.stnv.net/med/protein.htm