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【なす徹底解析!】栄養価、美容効果、選び方、保存法


夏にとれる野菜「夏の実(なつのみ)」から
なつみ→なすび→「なす」になったと言われています。


秋なすは嫁に食わすなということわざがあります。
諸説ありますが、体を冷やす野菜なので、子供を産む奥さんを気遣っているという説があるようです。


そんななすを詳しく調べてみました!


目次


どんな栄養素が含まれてるの?


なすは水分が90%ほどでビタミンやミネラル類は、あまり含まれていません。
緑黄色野菜と思われがちですが淡色野菜です。


ナスニン


▽皮の紫色の成分!ポリフェノールの一種です。
▽強い抗酸化作用(体の錆を落とす効果)
▽眼球疲労を解消


カリウム


▽体の熱を外に逃す働き


■詳しく知りたい■
mogumogukana.hatenablog.com



■豆知識■
ぬか漬けで食べることでビタミン、カリウム2倍!!
ぬか床に含まれるカロテン、ビタミンB1.B2,カルシウム、カリウムナイアシン、食物繊維なとが含まれるため栄養価が高まります!



旬の時期はいつ?


旬の時期は6月から9月です。
夏野菜です。

7〜10月にとれるナスを「夏秋なす」
11〜6月にとれるナスを「冬春なす」といいます。

どんな種類があるの?


小ナス

甘味があり皮が柔らかく種が少ないのが特徴です。
漬物におすすめです。


長ナス

長さが30センチほどの大きさで
果肉が柔らかいのが特徴です。
焼きなすなど炒め物に


米なす

丸っぽい形が特徴的で
加熱調理むきのナスです。


水なす

しぼるとみずが滴るほど水分が方ななす。
大阪府岸和田市の特産です。
漬物などが有名!


白ナス

名前の通り白いナス。
紫の成分ナスニンや緑黄体がありません。
加熱するとトロトロに!


ゼブラナス

イタリアナスとも言われ、加熱すると色が変わります。
硬めなので加熱調理にむいています。


買う時の選び方のポイント


へたの切り口にみずみずしさがあり、
皮にツヤ、ハリがあり、こい黒紫色。
表面に傷がない物がおすすめです。


とげがある品種はとげがとがってるものが鮮度がよいなすです。

どうやって保存するといい?


暑さや湿度にはつよいですが
寒さや乾燥によわいのが特徴です。


1つづつラップで包み袋に入れ保存するのが鮮度を落としづらいです。


水気がついている場合は拭き取ってからラップをしてください!


冷凍保存の場合はカットしてから冷凍庫に。


切った後水に10分ほどつけてから冷凍するとよりいいです。
使う時は凍ったまま調理するできます


■豆知識■
焼きなすも保存可能です。
皮を剥いてラップに包み冷凍してください。
1ヶ月ほど保存できます!


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参考
からだにおいしい野菜の便利帳
食品学Ⅱ
http://gogen-allguide.com/na/nasu.html