【ミネラル】ナトリウムについて【熱中症予防】
ナトリウムとは?
食塩を構成する要素の一つです。
多くは体内の細胞外液に存在しており
細胞内に存在するカリウムとの働きも関わっています。
成分表の食塩相当量を示すのにナトリウム量から計算して食塩相当量として表示しています。
昔の法律だと食品相当量がナトリウムで表示されていていました。
取り過ぎると、むくみ血圧が上がります。
慢性的に過剰摂取すると、高血圧、胃がん、動脈硬化になるリスクが上がります。
不足すると血圧下がり、疲れやすくなります。
まためまいや痙攣を起こす可能性があがります。
汗をかいた時、嘔吐下痢時には不足しやすいので意識的に取り入れるように推奨されています。
塩、インスタンド食品などに多く含まれています。
のどが渇く理由
ナトリウム(塩分)が多い食事をすると体内のナトリウム量が増えます。
量が増えたことにより、体液の浸透圧が高くなるので、
調節しようと体が水分を求めます。
そのため喉が乾いて水分が欲しくなります。
水を飲むことにより、体の塩分濃度が薄められてます。
浸透圧が下がるがその水分とともに多くのナトリウムが尿中に俳出されて塩分濃度を調節しています。
熱中症、スポーツ時に!
熱<中症やスポーツをした時汗をかくことにより体内の塩分、水分濃度のバランスが崩れることによりめまいや痙攣がおきます。
汗によりナトリウムと水分が体内から出て行ってしまいます。
そのためナトリウムと水分が体内で足りなくなってしまいます。
(汗がしょっぱい原因もナトリウムが出て行ってしまうからです。)
ナ>トリウムの働きである体温上昇の制御、体内の細胞膜の調整ができなくなってしまいます。
制御ができなくなってしまい、めまいや痙攣が起きてしまいます。
解消するため体内の塩分濃度を調節しなければなりません。
ナトリウムが水を抱え込む働きがあるので、ナトリウムも一緒に補給しなければいけません。
水のみを補給しても脱水に見合う水分量が吸収されません。
これによりナトリウムと水分を一緒に摂取しなければいけません。
スポーツドリンクに含まれる塩分濃度は、汗の成分に近いものが多いので補給に向いてます。
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参考
新版 食品学I
改良版 栄養学総論
応用栄養学
https://eonet.jp/health/recipe/eiyou/natrium.html
https://www.netsuzero.jp/learning/le01