【肌荒れ解消?】パントテン酸について(ビタミンB5)
目次
パントテン酸とは?
パントテン酸は「ビタミンB5」とも言われています。
ギリシャ語で「どこにでもある酸」という意味で
大体の食材に含まれています。
糖質、タンパク質、脂質の代謝を助ける働き
コレステロール、ホルモン、免疫などの合成
皮膚や粘膜の健康を維持する働きをしています。
体内で足りなくなると手足の知覚障害、
成長障害、頭痛などがおきます。
しかし体内でも作られるビタミンなので欠乏することあまりないようです。
特によく含まれている食材は納豆やレバーなどに多く含まれています。
水溶性のビタミンなので水に溶けやすい性質を持っています。
スープや、炒め物などだし汁を捨てないものに使うとより良く体に取り入れることができます!
肌荒れ薬の薬にも使われている?
肌あれの薬にも使われています。
(市販だとハイ○オールなど!)
パントテン酸は肌の健康をたもつビタミンCの働きを助ける役目があります。
ビタミンCはコラーゲンを作る時に必要で、そこの働きをパントテン酸にカルシウムをくっつけた「パントテン酸カルシウム」が助けています。
パントテン酸カルシウムにすることで水により溶けやすくなり吸収力があがります。
よって肌の代謝をよくし、肌荒れ改善につながっています。
(これにはパントテン酸カルシウムが含まれてました!)
トリートメント、育毛剤にも!?
シャンプーで有名な
パン○ーンのトリートメントもこの成分を含んでいます。
「プロビタミンB5=パンテノール」
体内に入るとパントテン酸に変化する働きを持つものが含まれています。
プロビタミンB5を髪に浸透させ、栄養を与える仕組みになっています。
美容院にあるトリートメントもこの成分を含んだものが使われていることとあります。
厚生労働省が認める発毛の成分にも含まれており、育毛剤などにも使われているようです。
目薬にも!?!?!?
パンテノール(プロビタミンB5)として
角膜の代謝促進、筋肉を動かす、
目の水分保持、ドライアイ予防、などの働きをするムチンを増やす役割をしています。
これにより、目の乾燥や疲れを改善しています。
(体内での働きは知っていたのですが化粧品なとで使われていること今回初めて知りましたw)
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参考
新版 食品学I
改良版 栄養学総論
https://jp.pg.com/innovations/pantene_pro.jsp
厚生労働省:医薬品のリスクの程度の評価と情報提供の内容等に関する専門委員会の第5回資料
https://coco.rohto.com/contents/eyecare/20170607_03/