炭水化物ってどうやって消化してるの??どこで使われるの??
炭水化物は糖質と食物繊維に分けることができます。
今日は糖質の消化に関して書いていきます!
糖質が多く含まれる米、小麦粉、芋類、豆類は主にデンプンから できています。
デンプンは主にブドウ糖(グルコース)が沢山繋がりできています。
繋がっているブドウ糖を1つ1つに分解するためにどのようなことが体で起こっているかを説明します!!
▶ 口 ◀
唾液にある「アミラーゼ」という酵素により
「デキストリン」(でんぷんと麦芽糖の中間)に
⇩ ⇩
▶ 十二指腸 ◀
膵液の「アミラーゼ」という酵素で
でブドウ糖2つがくっついてできている「麦芽糖(マルトース)」に
⇩ ⇩
▶ 小腸 ◀
小腸壁にある「グルゴシダーゼ」という酵素で
「ブドウ糖(グルコース)」、「麦芽糖(マルトース)」に
⇩ ⇩
▶ 小腸 ◀
吸収!
肝臓へ!!
吸収されたブドウ糖は
▶脳の唯一の栄養に
▶エネルギーに変える
「ビタミンB1」を使いグルコースをエネルギーに変える
(B1についてはこちら!)
mogumogukana.hatenablog.com
▶血糖値の維持
血液中に含まれる血糖の維持に。
▶肝臓に貯蓄
肝臓に形を変えて貯蔵される。(グリコーゲンとして)
血糖値が低下した時に分解して送る
肝臓グリコーゲンからのブドウ糖の補給は5~6時間ぐらいしか維持できないので1日3食たべることで一定に維持することができます。
▶筋肉に貯蔵
グリコーゲンとして貯蔵。
筋肉の0.5%〜1%
収縮するときなどに使われる
グルコースのみから作られる。
▶脂肪酸に
肝臓と筋肉でグリコーゲンにならなかったグルコースは脂肪酸に変わり体に蓄えられます。
(炭水化物についてはこちらをご覧下さい)
mogumogukana.hatenablog.com
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参考
改良版 栄養学総論